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中村 武彦; 橋本 和一郎; 上塚 寛; 西野 泰治; 鈴木 信幸*
JAERI-M 93-222, 64 Pages, 1993/11
原研では軽水炉の立地評価事故ソースタームの評価あるいはシビアアクシデント時の影響評価に重要な高温の燃料から放出される核分裂生成物(FP)の放出挙動を調べる実験を計画し、現在その準備を進めている。同実験では実際に軽水炉で照射され燃焼の進んだ燃料を誘導加熱し、FPの放出挙動を温度・加熱雰囲気等をパラメータに調べる。酸化あるいは還元雰囲気で燃料を2800Cを超える高温にする実験では加熱炉の構造材として高温安定性の非常に高い材料が必要である。酸化トリウム(ThO)は高融点(3370C)物質であり、高温においても化学的に非常に安定であり有望な候補である。しかし、トリウムは核燃料物質であり、放射能も高いことから工業的にはあまり製作実績がない。本試作試験では、酸化トリウム粉末をラバープレスにより成型し焼結することにより、外径約35mm/内径約24mm/長さ約145mm/密度約90%/TDの管状の試作体の製作に成功し、製作に必要な条件を明らかにした。
岩本 多實; 飛田 勉; 桝山 年夫*; 山添 宏*
JAERI-M 5992, 20 Pages, 1975/02
ラバープレス法による高温ガス炉用燃料コンパクトの調製を模擬燃料粒子を用いて試み、その可能性について検討した。一軸的に加圧する押出しや金型プレス法に対し、ラバープレス法は無限多軸的な加圧法であるため、成形体に均一な圧力が加わり、高密度で均質な成形品が得られる。このため焼成による収縮歪が少なく均一に収縮する。コンパクトの成形は側面より加圧するので径の大きさに限定されず長い成形体を得ることができると同時にクラッド部を厚くすることにより、黒鉛スリーブを兼ねた一体化燃料の調製もし得る。